そんなお悩みを解消できる記事を書きました。

【この記事を書いた人】
2020年末から古着せどりを開始、店舗仕入れをメインに活動し現在は月20~30万円を稼ぎながらのらりくらりと生きています。
前半では『仕入れる前にどんなところを見ればいいか』、そして後半で『もし仮に状態の悪いものを買ってしまった場合、どうすればいいか』について解説していきます。
本記事を読むことで仕入れる時の不安を減らせるので、自信に繋がります。ぜひ一緒に学んでいきましょう。
なぜ状態チェックが大切なのか?
では早速本題に入ります、状態チェックが必要な理由は一言で表すと利益に直結するからです。
同じ商品でも傷や汚れがあるものと無いものでは無いほうが高く売れる確率は高くなりますよね?
お店でも傷や汚れのあるものは割引されていることが多いはず、つまり状態の悪いものは値段を下げなければ状態のいいものとの販売競争には勝てないのです。
古着せどりに限らないですが、高く売れる状態の順番は
新品・タグ付き>目立った傷や汚れ無し>傷や汚れあり
になります。なのでタグ付き、その中でも定価が記載されているもので安く落ちているものを見付けたら必ずリサーチしましょう。
例えば以下は実際に私が見付けたものになります。

これはbarassiというブランド(値札は店員の記入ミスでbrassiになっています)、タグ付きで定価は税込みで27,500円とお高めなのに2,750円と1/10の値段で売っていたので反応しました。
そこでメルカリで『barassi 花柄 シャツ 売り切れ』でリサーチしてみました。
しかし平均売値が2~3,000円程だったのでこの値段で仕入れても利益にはならず、むしろマイナスになる可能性があったので仕入れませんでした。
しかしbarassiというブランドを覚えたので、このようなリサーチを繰り返していけば自然と知識が蓄えられていき、少しずつ売れる品物も分かってくるようになるでしょう。
絶対に見るべき古着の状態チェック3つのポイント
ここからは本記事でも一番大切なポイントになります。
私は古着の状態チェックで主に
襟や脇を始めとした汗染みなどの汚れ・毛玉の有無・内タグ
この3つを見てから仕入れています。
汚れや毛玉などはもしかしたら初心者の方もチェックしているかもしれませんが、汚れがある=仕入れないとなってはいませんか?
店舗では服に関していえば汚れを落として(メンテナンスして)店頭に並べるということはほとんど無いはずなので、値札に『汚れあり』『毛玉あり』と表記されて安く落ちているのを多く見かけます。
その汚れの状態を見て自分で落とせると思えたらぜひ失敗を恐れずに仕入れてみましょう。
実際に私もデザインはいいが汚れのある商品を見付けた際、自分でその汚れを落とせるか判断しこれくらいなら落とせそうだなと思ったものはバンバン買っています。
基本的にはウタマロ石鹼やオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使えば汗染みや襟汚れは落とせます。
頑固なものでも2.3回と繰り返せば購入時よりも薄くなるのでそのまま出品するよりもキレイな状態で売りに出せるようになるのです。
そして毛玉については正直汚れよりも狙い目です。なぜなら毛玉は百均に売ってる毛玉取り機で簡単に、そしてキレイに除去できるから。
実際にダイソーの毛玉取り機を使ってキレイにしたものが以下になります。


お店側がコストや手間を省くためにやらなかったことを私たちが代わりに行うことで利益に繋がるのです、少し面倒に感じる人もいるかもしれませんがお金を稼ぐために必要なことだと割り切って取り組みましょう。
最後の内タグに関していえば、これは偽物を拾わないためのチェックになります。
主にハイブランドなどいわゆるコピー品が多く作られるブランドの偽物は内タグを見ると日本語やカタカナ、そして文法が変だったりと日本人が見れば違和感に気付くことがあります。
これを仕入れて正規品として出品し売れてしまった場合、後でトラブルに発展する場合があります。
ハイブランドや人気のブランドでなければよほどのことが無い限り偽物に出くわすことは少ないとは思いますが、トラブルを避けるためにも内タグを見る習慣はつけておいて損はないでしょう。
もしチェックしても見落として状態の悪い品物を仕入れてしまったら?
上記に挙げたポイントを見てから仕入れたとしても、購入後に見落としていた傷や汚れを発見する時ってありますよね。
自分もたまにあります(笑)
そんな時は返品しにいくのもまた買取に出すのも手間ですしそんなに高く買い取ってもらえないのでどうしようかと思う人もいるでしょう。
まずは先にいった通りウタマロ石鹼やオキシクリーンなどを使って洗濯してみましょう、それでもダメならぶっちゃけ開き直ればいいのです。
どういうことかというとそこまで気にせず出品します。
もちろん傷や汚れの有無を明記せずに出品するのはトラブルに発展する可能性があるので、ちゃんと汚れや傷のある部分は写真を撮って掲載しましょう。
実は意外と傷や汚れなどがあっても売れます。
美品に比べれば販売価格は落ちるかもしれませんが買い取りに出したりするよりも高値で売れるので、原価回収と割り切って多少安くても売って次の仕入れに回しましょう。
また、あえて汚れや傷をアピールポイントにして販売するという方法もあります。
ニルヴァーナのカート・コバーンはグランジファッションという、いわゆる薄汚れたファッションをよくしていました。
それが古着界隈でも人気を集めているため汚れや傷がただ汚いと感じるだけではなくいい味だと思えれば、弱気な値付けではなく逆に強気な値段を付けてもいいかもしれません。
その時はタイトルや商品説明欄に『ボロ、クラッシュ、エイジング、グランジ』などの単語を盛り込むと閲覧数UPに繋がります。
まとめ
今回は古着を仕入れる前にチェックするべき3つのポイントについてお話ししましたがいかがでしたでしょうか?
ここで最後にもう一度簡潔にまとめます。
・状態をチェックする理由は利益に直結する(=利益を左右する)から。
・新品、タグ付き>目立った傷や汚れ無し>傷や汚れありの順番で売値が高くなる傾向がある。
・見るべき3つのポイントは襟や脇などの汚れ、毛玉の有無、内タグ
・もし状態の悪い商品を仕入れてしまっても逆にそれを強みにしてアピールすることも可能。(ボロ、クラッシュ、エイジング、グランジ)

状態の悪いものを仕入れてしまってもあきらめなくていいんだね!
そう!全ては考え方次第でどうにでもなるんだよ♪
