
夏の古着せどりは稼げないって聞いたことあるから今はやらないほうがいいかな?
古着せどり初心者の方でこのようなことを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
確かにそのような面があるのも事実。
その理由については前回の記事でも少し触れましたが、端的にいうと厚手なものを着る秋冬シーズンに比べて夏の暑い時期に着るTシャツや短パンなどは布の面積が少なくなり、その分製造にかかるコストも減るため単価も低くなるからです。
ゆえに夏は秋冬に比べて稼げないといわれるのです。
しかしだからといってこの時期に何もしないのはあまりにももったいない。
むしろこの時期から行動していけば経験を積んだ状態で秋冬の古着せどりに挑戦できるし、来年の夏は今年の夏以上に稼げるようになるでしょう。
なのでまずは今年の夏、月3万円以上の利益を得ることを目標に一緒に行動していきましょう!
なお、前回の記事については以下から読むことができます。
最初の目標利益が月3万円の理由
『月3万円の副収入』って聞くとみなさんはどう感じますか?多い?少ない?
きっとそこまでインパクトのある数字ではないと感じる方が多数だと思いますが、これくらいだったら自分でも稼げるのでは?と思わせてくれるのが自分は3万円だったので最初の目標利益をこの金額に設定しました。
実際に前回の記事でも触れましたが、私は古着せどり3ヶ月目で月利3万円を達成できました。
達成できるスピードは人それぞれだとは思いますが、続けてさえいれば必ず成し遂げられるはずです!
仕入れで狙いたいアイテムジャンル3選
ではここからは夏の仕入れで積極的に狙って行きたいアイテムを紹介していきます。
夏の仕入れでは主に【Tシャツ】【シャツ】【ハーフパンツ(短パン)】の3種類を探していきましょう。
Tシャツ

Tシャツは夏のファッションの鉄板アイテムであるとともに私たち古着せどらーの夏のメイン商材、避けて通ることはできないといっても過言ではありません。
最初にいったように秋冬物に比べて単価は低くなる傾向にありますが、高値で売れるポイントを押さえて仕入れれば利益率を上げることはできます。
実際に私も1万円以上でTシャツを売ったことが何回もあるので、決してあなどれないのです。
特に私が見つけたら積極的にリサーチして仕入れるTシャツのデザインは、
『バンドTシャツ』『アートTシャツ』
『アニメ・キャラクターTシャツ』『ムービーTシャツ』
の4種類になります。これらはデザイン性が古着市場でも人気があります。
そしてそれらのポイントとしては『コピーライトの確認』と『シングルステッチ』の2点があるかどうかで値段が上下してきます。
まずコピーライトとは©←このようなマーク、見たことのある人もいるのではないでしょうか?
これは簡単にいえばTシャツを始めとした服のグラフィックの権利(著作権)をメーカーやブランドが取得した年を表しています。
著作権を取得した年に製造するとは限らないため必ずしも©=製造年というわけではないですが、おおよその年代を知る手がかりになるので見つけた場合は絶対にチェックするようにしましょう。
ちなみにコピーライトはプリント部分の右下辺りに記載されていることが多く(一部横に記載されているものもあります)、©1995と書いてあれば1995年にそのデザインの著作権が取得されたこととなります。
これがあると公式のアイテムである可能性が高くなるので、コピー品や粗悪品を掴む可能性を減らすことにも繋がります。
そして袖口や裾のステッチ(針目)に注目して見ることでもある程度の年代を推測することができます。
というのも1990年代前半までTシャツはステッチが一列に並ぶシングルステッチが主流でした。
それが1990年代後半になるにつれて技術革新などにより新たなミシンが生まれると、耐久性の高いステッチが二列に並ぶダブルステッチに主役の座を明け渡したのです。
そのため、例外はあるもののシングルステッチのTシャツは製造が1990年代より前の物といえます。
また過渡期には袖がシングルステッチで裾がダブルステッチという二つが合わさったものも存在します(その逆もあり)。
シャツ

次に私がおすすめするのがシャツ、少し意外かもしれませんが半袖シャツだけでなく長袖シャツも仕入れてOKです。
その理由を少し考えていきましょう。
夏の暑い日は長袖シャツを着る人なんているの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
ですが暑いのは外の話、冷房がガンガン効いた室内だったらどうでしょう?
冷たい風が直接当たる場所にいる人は寒さを感じる時もありますよね、そこで活躍するのが羽織ものとしても使える長袖シャツなのです。
もちろん真冬に着るようなフランネルシャツなどの厚手の物や起毛素材のものはあまり売れませんが、それ以外は真夏でも一定の需要があるので半袖シャツと一緒に長袖シャツの売り場も見るようにしましょう。
ではここからはTシャツに続いて私が見つけたら積極的にリサーチして仕入れるデザインについて記していきます、それは
『オープンカラー(開襟)シャツ』
『アロハ・柄シャツ』『リネンシャツ』
この3種類。
オープンカラーシャツやアロハ・柄シャツはTシャツと共に夏のコーデの主役になりうるためマストバイ。
そしてリネンも涼しげな素材なので長袖、そして無地でも案外良い値段で売れてくれます。
では売れる柄とは何なのか、過去の自分の実売履歴を元に考えると…
・ボタニカル(花柄・葉っぱなど)
・動物(龍・虎・鳳凰・レオパード(=ヒョウ柄))
・その他(ペイズリー(=バンダナ柄)・幾何学・モノグラム・カモフラージュ(=迷彩柄))
などが人気です。特に龍や虎などは人気が一過性ではなく昔から人気で、プリントよりも刺繡の方が付加価値があるため、見つけたら積極的にリサーチしましょう!
一つ注意点を上げるとすれば、アロハシャツは売れる期間が限られていて気温が下がってくるにつれて需要や閲覧数も減ってくるので真夏になる前に仕入れを終え、秋になる前に売り切ることを心がけましょう。
ハーフパンツ(短パン)

最後におすすめするのがハーフパンツ(短パン)、理由は暑い時期に需要が高まるからです。
しかし上記のアロハシャツ同様、気温の低下に比例して売れ行きも悪くなるのであくまでもメインはTシャツとシャツにしてハーフパンツはサブ的な位置付けで見ていきたいところです。
売れる要素についていえば、これまた上記のシャツと同じで柄物が人気になります。
そして少し意外に思われるかもしれませんが、ブランドによっては冬のイメージがあるコーデュロイ素材のハーフパンツも人気があります。
実際私は550円で仕入れたコーデュロイ素材のハーフパンツを5,300円で販売しました、ほぼ10倍近い値段で売れたので馬鹿にできません。
これくらいの販売を繰り返せば月3万円の利益はぐんと近付きます。
まとめ
今回は夏の古着せどりでも手堅く3万円以上稼げるアイテムについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
私も古着せどりに取り組み始めたばかりの頃の夏は、低単価ばかりの販売で結構苦戦していました。
ですがリサーチや販売を繰り返すことにより、少しずつ「このアイテムは高く売れるな」「これはあまり利益取れないな」というものが分かるようになってきました。
今回紹介したのがその全てではありませんが、初心者の方が売り上げが落ちるという夏場でも戦えるように少しでもこの記事が役に立ってくれれば嬉しいです。
売れるアイテムが分かれば夏でも十分戦える!
